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ヒップホップ軽快に 水戸内原中、ダンス講師が指導

ダンススタジオ講師から指導を受ける生徒たち=水戸市内原町
ダンススタジオ講師から指導を受ける生徒たち=水戸市内原町


ダンススタジオの講師が中学生に直接指導する授業が11月28日、水戸市内原町の市立内原中(川俣智校長)で行われ、同校2年生が「ヒップホップ」を題材として、ダンスの基本動作練習に取り組んだ。同校のほか市内中学校の体育教諭15人も指導法を学ぶため授業を視察した。

ヒップホップなど軽快な動きの「現代的なリズムのダンス」は学習指導要領で2012年度から、中学校体育で必修化された。

市教委は授業充実と教員の指導力向上を図るため、水戸、ひたちなか両市のダンススタジオ講師を中心とするダンスグループ「ダブルアルファ」(市毛絵里子代表)と連携。本年度は市内小中学校6校に同グループのメンバーを講師として派遣する。

生徒たちは市毛代表などメンバー4人から指導を受け、腰を落として上げる「ダウン・アップ」、左右に踏み出す「サイドステップ」、歩くように左右の足を上げ下げする「キックステップ」の基本動作を繰り返し練習した。最後は8グループに分かれ、基本動作を組み合わせたダンスを創作した。

石崎遥さん(13)は「思い通りに動けたときがうれしく、楽しかった。これからも遊びなどで踊ってみたい」と声を弾ませた。

視察した市立赤塚中の長洲秀典教諭(37)は「最初は恥ずかしがっていた生徒が徐々に笑顔になり積極的になった。しっかり(自分が)リードできれば、子どもたちの意欲を引き上げられると感じた」と話した。



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