大洗港区でフェリー点検 特別警戒、来月10日まで
年末年始の特別警戒の一環として、船舶の事故防止や安全運航を促そうと、茨城海上保安部の安全点検が16日、大洗町港中央の茨城港大洗港区に着岸中の商船三井フェリー「さんふらわあ しれとこ」内で行われた。
検査は、同保安部の加瀬龍太郎部長ら職員15名が船内に乗り込み、法定書類の確認ほか、機関室や客室などの消防設備、救命設備などの点検を行った。さらに、客室の救命胴衣の設置状況を確認し、デッキで救助艇の点検も行った。加瀬部長は「安全安心な運航のため、業務にまい進してほしい」と話した。
同保安部は10日〜来年1月10日まで特別警戒を実施する。犯罪やテロの防止のほか、船舶交通の安全確保のため、カーフェリーや遊漁船など船舶への立ち入り検査や安全指導などを行う。