地元PR貢献、市が功労賞 水戸ご当地アイドル(仮)
全国一のご当地アイドルを決める「U・M・U AWARD」で約300組の頂点に立った6人組「水戸ご当地アイドル(仮)」が27日、地元・水戸市の市功労賞を受賞した。りーりんさん(18)は「うれしくて泣きそうになった。市の公認をいただいた気分」と笑顔をこぼした。
同賞はこれまでに80の個人・団体が受賞。同グループは同大会(13日決勝)優勝の活躍のほか、結成した昨年8月以降に県内外のイベントで歌やダンスを通して市や県をPRした功績、「水戸まちなかフェスティバル宣伝部長」など各種委嘱を受け地元に貢献したことが評価された。
賞の贈呈式は同市三の丸1丁目の市三の丸臨時庁舎ロビーで開かれ、市職員やファンなどが詰め掛け祝福した。
高橋靖市長はグループメンバーに表彰状と花束を手渡し、「日本一はうれしく、誇りに思う。市民の中には多くの元気をもらった人がいる。水戸、茨城を忘れず、全国、世界へと羽ばたいてほしい」と述べた。
贈呈式後、さゆみんさん(21)は「皆さんの応援があって、頑張れている」と感謝し、まりなっぴさん(21)は「全国に(グループの)存在を分かってもらったチャンスを逃さず、もっと地元の魅力を発信していきたい」と話した。
この日、高橋市長は「市をPRする役割を担っていただけるポジションをお願いしようと思っている」とし、新たな委嘱を検討する方針も明らかにした。