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移動ロボ実証実験 宇都宮大、つくば特区で

移動ロボットの試験走行を行う宇都宮大の学生ら=つくば市吾妻
移動ロボットの試験走行を行う宇都宮大の学生ら=つくば市吾妻


磁気ナビゲーション法と呼ばれる技術を使って移動ロボットの開発に取り組む宇都宮大の学生たちが4月から、「モビリティロボット実験特区」のつくば市で実証実験を開始する。国内の大学が同特区で社会実証実験するのは初めてで、原付き自転車の実験ナンバーも取得した。月1回のペースで公道走行を積み重ね、車両としての安全性を確認するほか、柔軟性の高い移動技術の確立を目指す。

同大は、つくば市で毎年開かれるロボットコンテスト「つくばチャレンジ」の常連。建物の鉄骨などが発する磁気ノイズをセンサーでキャッチしながら移動する磁気ナビゲーション法を2007年に開発。過去の同チャレンジでトップの成績を残してきた。

市内の特区エリアで試験走行をするのは、電気で動く3輪の1人乗り移動ロボットで、最大時速は6キロ。デザインも工学部の学生たちが考えた。実験は来年度で10回程度を予定し、計約10キロを走行。屋外で集めた磁気データを基に、スムーズな自律走行を可能にする磁気地図も作るという。

同大大学院の尾崎功一教授(46)は「現状の走行では磁気データを事前に取得するプロセスが必要だが、磁気地図があれば進行方向に通行人がいても、スムーズに回避して目的地まで進める。将来的にはロボットの自動走行を目指し農業や福祉などさまざまな分野での導入を狙いたい」と話している。

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