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力士と市民笑顔の交流 龍ケ崎・式秀部屋

力士と相撲を取るちびっ子たち=龍ケ崎市佐貫
力士と相撲を取るちびっ子たち=龍ケ崎市佐貫


龍ケ崎市に「式秀部屋」を構え、同市のふるさと大使を務める大相撲の式守秀五郎親方(42)=元北桜=が4日、日ごろ応援してくれる市民を招き入れた初の感謝イベントを同市佐貫4丁目の同部屋で開催した。集まった約200人の市民らは、特製ちゃんこやたけのこご飯に舌鼓を打ちながら、力士との触れ合いを楽しんだ。

同部屋は、1992年に先代の式秀親方(元大潮)が創設。先代が65歳で定年退職となり昨年1月、現親方が継承した。新体制となって1年が過ぎ、変わらぬ応援への感謝の意味を込めて、今回のイベントを企画した。

親方の軽妙な司会トークに会場は何度も爆笑に包まれ、子どもたちと力士の“取組”では声援が飛んでいた。親方は相撲甚句で自慢ののどを披露し、芸術的な髪結い実演などが行われた。普段の大相撲では見ることのできない、力士たちのリラックスした素顔があふれていた。

ちびっ子相撲に参加した、利根町立文間小3年、水藻日南乃さん(8)は「お相撲さんは強くて緊張した。でも土俵を走り回ってくれたりして楽しかった」と感想。式秀親方は「念願の企画が実現できうれしい限り。今後も部屋を挙げて地域に何か貢献できれば」と話していた。(藤崎和則)



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