被害者の立場学ぶ 県警、交通事故支援で研修
県警犯罪被害者支援室は27日、茨城町上石崎の県警察学校で、犯罪被害者支援を担当する研修の一環として、特別講演を実施した。交通事故被害者家族ネットワークの佐藤則男理事長が講師を務め、「交通事故被害者の立場から」をテーマに講演。現場で最初に被害者と接する警察官に「被害者と家族は真実を知りたい。調書に書かれたことと真実がかけ離れてしまわないように注意してほしい」と訴えた。
特別講演は、犯罪被害者に対する支援活動の充実を図る狙いで行われた。
県内各警察署の警察官や警察学校の初任科生など約210人が参加した。
現在の交通事故状況について、佐藤理事長は「チャイルドシートやエアバックなどの普及によって自動車に乗っている側の安全性が向上し、救命医療が発達したことで交通事故での死亡者数は減少傾向にある」と説明。その上で「人身事故数や事故による重傷者数は増加傾向にあり、重度の障害を背負った交通事故被害者が多数存在する。私の息子も事故に遭い介護生活を続けている」と話した。
つくば北署の照山啓輔警部補(31)は「調書の話が印象的だった。守るべき被害者を守れるように適正な書面作成に努めたい」と話した。











