自然豊かな城里町七会地区の魅力を満喫する観光ツアーが5月31日実施され、首都圏からの参加者が田植えやシイタケの収穫を体験するとともに、2011年の「お米日本一コンテスト」で最優秀賞に輝いた同地区栽培米のおにぎりなどを味わった。

同ツアーは、首都圏の観光客に同地区の自然と農産物を楽しんでもらおうと企画され、JA茨城中央ななかいの里生産研究部会、町、県県央農林事務所が運営協力した。

親子連れなど計43人の参加者は、同町小勝の水田で田植えを体験。お米日本一コンテスト優勝の「ななかいの里コシヒカリ」を使ったおにぎりなど昼食後、家族でツアーに参加したいばらき食のアドバイザーを務める藤原浩さんが食育に関して講演し、最後は七会きのこセンターでシイタケ収穫を体験した。

神奈川県川崎市の会社員、照井聡さん(36)は「自然に囲まれた土地ならではの体験を家族で楽しめた」と話した。