行方市長、方言で収録 食材レシピ紹介の音声アプリ

行方市内で生産される食材を行方地方の方言で紹介するレシピ集「なめがたを食べよう!」に、7品を追加した改訂版が8月に発行される。今回は鈴木周也市長のお薦めレシピ1品も紹介。24日には、スマートフォン用アプリの音声収録が同市麻生の市役所麻生庁舎の市長室で行われ、市長自ら行方弁で収録を行った。
レシピ集は市内の紅、虹の会、市農村女性地域社会活性化推進連絡会の女性3団体が「三矢美プロジェクト」を立ち上げて、2013年2月に発行。同年7月には第2弾が出され、同時にスマートフォン向けのアプリ配信も始めた。
今回の改訂版では、新たに「ダイコンのビール漬け」「ニンジンのバター炒めタラコあえ」「みつばとかまぼこの明太(めんたい)マヨ和(あ)え」「牛乳もち」「生姜(しょうが)の酢漬け」「生姜の醤油(しょうゆ)漬け」の6品を追加。さらに、プロジェクトに賛同した鈴木市長が自身のお薦め品「みっちりゴヅゴヅ芋まんじゅう」が掲載される。
同日、鈴木市長は「生地のあんべい(状態)を見ながら、水をわーんかずつ(少しずつ)入れでかんます(かき混ぜる)」などと随所に方言を入れ、収録をこなした。
鈴木市長は「私も行方産品をPRできればと思った。(紹介したレシピは)おいしく、行方産サツマイモのおいしさを感じられるもの。ぜひ作ってほしい」と話した。
アプリは、レシピ集発行に先駆けて7月中に配信される予定。問い合わせは、同プロジェクト事務局TEL0291(35)3114。