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施設充実ぶりに感心 土浦日大中等教育学校、タイの視察団が来校

夏休みの課外授業を見学する視察団一行=土浦市小松ケ丘
夏休みの課外授業を見学する視察団一行=土浦市小松ケ丘


タイ東北部、バンドゥン市の教育関係者7人が7月25日、土浦市小松ケ丘の土浦日大中等教育学校(中川弘校長)を視察し、同校教諭と懇談した。

訪れたのはバンドゥン市のバンドゥンウィタヤー中等学校のプラムアン・ソーパーポーン校長ら7人。かつて筑波大大学院で学んだ国立コンケン大学講師のアッカラニー・ティミクンさんの仲介で日本の中等学校調査に来日した。

応対した西山勝治副校長が土浦日大中等教育学校の設立経緯と概要、教育方針などを説明。2度の英国研修による英語教育によって、世界で活躍できるグローバル人材の育成を目指す同校の特長をアピールした。

さらに母親がタイ出身の宮内真亜樹君(6年)によるタイ語での学校説明に一行は熱心に耳を傾けていた。

一行は、図書室と自習室、講堂、体育館、カフェテリアなど学内施設を見て回り、課外授業も見学した。

約1時間半の視察を終えたソーパーポーン校長は「短い時間だったが、英語教育に力を入れていることが分かり充実した見学だった。施設の充実ぶりと生徒たちの向学心の高さにも感心した。帰国して教師、生徒に報告したい」と視察の成果を語った。 (芳賀和生)



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