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ジョギングで防犯活動、社会実験スタート 県警、つくば市

出発式にはご当地ヒーローのイバライガーも参加した=つくば市役所
出発式にはご当地ヒーローのイバライガーも参加した=つくば市役所


健康志向の高まりでマラソンブームが続く中、県警とつくば市は11日、ジョギングと防犯パトロールを合体させた県内初の社会実験をスタートさせた。「ジョグパト」の愛称で、「見てるよ」と書かれたビブスをジョギング愛好家に着用してもらい、地域の犯罪抑止につながるか検証する。メンバーの固定化など組織運営で悩む防犯ボランティア団体が多い中、県警は「誰でも無理なく参加できる防犯活動」として、今後は他の自治体にも普及させたい考え。


実験は、総延長43キロの歩行者専用道路がある中心市街地を重点地域とし、市内全域を対象とした。ビブスは2色あり、市のマスコットキャラクター、フックン船長が監視の目を光らせる絵柄をプリント。現在、市が窓口となり、18歳以上で参加者(定員200人)を受け付けている。

参加者は、子どもたちの登下校の時間帯などに街中を走り、不審者がいれば110番通報する。実験の検証期間は来年3月まで。その間、アンケートを通じて、市民の犯罪不安の低減につながるかなどを調べる計画。

同日、つくば市役所で出発式が行われ、ジョギング愛好者24人にビブスが手渡された。

ジョグパト発案者で、防犯まちづくりが専門の樋野公宏東大大学院准教授(39)は「ジョギングは愛好者が多い上、広い範囲を網羅する機動性がある。人の目を増やすことは重要で、モデル地区となったつくば市からこの活動を全国に広めたい」と語った。

    (今橋憲正)

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