住み良いまちへ決意 常陸大宮市制10周年祝う
常陸大宮市の市制施行・合併10周年の記念式典が16日、同市中富町の市文化センターであり、市民ら約千人が節目を祝うとともにさらなる発展を誓った。
三次真一郎市長は10年の歩みを紹介しながら、「豊かな自然と調和した安心・快適な活力のまちの実現に向け、住んで良かったと思える古里づくりにまい進する」と決意を述べた。秋山信夫議長は「知恵を絞り、工夫を凝らして課題解決に当たり、市民の負託に応える」とあいさつした。
合併時に尽力した市民らが表彰され、市が誕生した年度に生まれた圷美音(みおん)さん(美和小4年)が「10年後の常陸大宮市」と題した作文を暗唱した。
10周年記念で制作した市の歌「君とこのふるさとで」も披露され、CD化したお笑いコンビ「テツandトモ」が、作詞した小瀬高出身の野上宗也さんとステージに立ち熱唱、式典を祝った。
同市は“平成の大合併”のトップを切り、2004年10月16日、大宮町、山方町、美和村、緒川村、御前山村の5町村が合併、市制施行した。(蛭田稔)












