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新品種米味わう 水戸の17小学校

新米をおいしそうに食べる児童=水戸市酒門町
新米をおいしそうに食べる児童=水戸市酒門町


水戸市元石川町の照沼農園(照沼洋平代表)が市教委に寄贈した新米「あきだわら」600キロが28日、市立小学校17校(約6000人)の給食に出された。同市酒門の市立酒門小(関英雄校長、児童数605人)では生産者を招いた給食会が開かれ、照沼さんが子どもたちとともに給食を味わった。

給食会は3年3組の教室で行われ、児童代表が手作りの賞状とメダルを照沼さんに渡し、一緒に新米の味を楽しんだ。吉沢響君(8)は「作った人と一緒に食べて緊張したが、いつもより柔らかくておいしかった」、照沼愛都沙(あずさ)さん(9)は「(あきだわらは)初めて食べたが、おいしかった」と笑顔を見せた。照沼さんは「おいしいと言ってもらってうれしい」と話した。

食育活動と地産地消の促進に貢献したとして、市は照沼さんに感謝状を贈った。市農業技術センターによると、「あきだわら」は新品種で、収穫時期が遅く収穫量が多い。さっぱりとした味が特徴という。(小田内裕司)



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