御影石引き、力自慢が熱戦 桜川で「世界大会」
力自慢が桜川市特産の御影石を引っ張ってタイムを競う「第15回世界みかげ石引き選手権大会」が2日、同市岩瀬の市総合運動公園で開かれ、本県や栃木、千葉など県内外から参加した男女21チームが熱戦を繰り広げた。
「桜川市民祭inいわせ」の催し物の一つとして行われ、220キロの御影石を3人一組で25メートル引く一般の部のほか、中学生、女性の部を加えた3部門で競い合った。
一般の部は「TEAM3000」(栃木県)が7秒43で初優勝。この大会で以前に出た世界記録(6秒64)に届かなかったが、メンバー代表の同県真岡市、会社員、桜井和芳さん(32)は「6回連続出場だが、これまでは2位どまりだったので、とてもうれしい」と喜んでいた。 (大高茂樹)