はしご車、うまく描けた 園児が日立消防署見学
日立市の日立消防署(柳橋広之署長)は10月31日、同市神峰町の消防拠点施設で、同署管内の園児を招き「ちびっこ消防フェスティバル」を開いた。園児たちは署内を見学し、消防車や救急車の絵を描いた。
秋季全国火災予防運動(9日〜15日)を前に防火意識を育もうと企画。管内12の保育園・幼稚園の5、6歳児約220人が参加。柳橋署長は「今日の体験を通して安全に過ごすことに興味をもってほしい」と園児たちに呼び掛けた。
園児は消防車両の説明を受け、消防士が着る防火服や指令室などを見て回り、写生用に用意されたはしご車やポンプ車、救急車をモデルに思い思いに描いた。署員も園児たちの中に入り、色使いや書き方などをアドバイスして交流した。東成沢幼稚園の園児(6)は「はしご車がカッコ良かったので選んだ」と満足そうだった。
作品は7日から15日まで、JR常磐線日立駅近くのイトーヨーカドー日立店内に展示される。 (飯田勉)