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児童、地場産給食味わう 一流シェフが献立考案

水戸市で取れたニンジンや長ネギなどが入ったピラフを味わう児童=同市大串町
水戸市で取れたニンジンや長ネギなどが入ったピラフを味わう児童=同市大串町


子どもたちの地場産物への関心を高めるため、水戸市大串町の市立稲荷一小で21日、水戸京成ホテルのシェフが本県産の食材を使った給食を振る舞った。児童はローズポークのミラノ風カツレツや、市内で取れたニンジン入りピラフなどを味わった。

この日の給食は、同ホテル総料理長の野沢康雄さん(48)らシェフ3人が献立を考案、同校の栄養士や調理員と共に調理した。同校のランチルームに同校と市立下大野小の6年生計67人が集まり、一流シェフの味を楽しんだ。

給食に先立ち、野沢さんは「皆さんに野菜本来の味、素材の味を確かめてもらいたいと思い、塩味をいつもより軽めにして作った」と説明。児童はピラフのほか、茨城町産のイチゴにゼリーと練乳をトッピングしたデザートなども堪能した。

稲荷一小6年の佐藤藍さん(12)は「初めてローズポークを食べたが、すごく柔らかくて、もう少し食べたいと思った」と話した。 

 (小野寺晋平)



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