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4万キロワット、東日本最大級 メガソーラー完成祝う

「水戸ニュータウン・メガソーラーパーク」が完成し、テープカットする関係者=水戸市藤井町
「水戸ニュータウン・メガソーラーパーク」が完成し、テープカットする関係者=水戸市藤井町


住宅団地「水戸ニュータウン」(水戸市、城里町)内に建設が進められていた総出力4万キロワット(40メガワット)を誇る東日本最大級の大規模太陽光発電施設(メガソーラー)が完成し、現地で6日、関係者約80人が参加して完工式典が開かれた。

施設の名称は「水戸ニュータウン・メガソーラーパーク」で、両市町にまたがる約50ヘクタールの広大な敷地に15万6840枚の太陽光パネルを設置。昨年中に完成し、1月5日から商業運転を開始した。

整備したのは米国金融大手、ゴールドマン・サックス系列の再生可能エネルギー事業会社「ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)」(東京)。

建設地は以前、県住宅供給公社が保有していたが、公社破綻に伴い別の会社が発電所建設用地として取得。その後、JREが事業を引き継ぎ、2013年6月に着工した。

JREの太陽光発電所は国内10カ所目で、県内では行方市、神栖市に続き3カ所目。

式典では神事の後、同社や工事会社、地元住民代表らがテープカットを行い、完成を祝った。安茂社長は「いろいろな縁があり、この地に建設できた。今後20年間、地元と協調し、住民に親しまれる発電所にしていきたい」と述べた。 (松下倫)

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