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小玉スイカ早くも出荷 筑西、桜川

筑西と桜川で早くも小玉スイカの出荷が始まった=筑西市上星谷のJA北つくば協和集荷所
筑西と桜川で早くも小玉スイカの出荷が始まった=筑西市上星谷のJA北つくば協和集荷所


全国有数の産地として知られる筑西、桜川両市の小玉スイカの出荷が早くも始まった。両市内にあるJA北つくばの3カ所の集荷所からは16日、500ケースが京浜地区の市場に向けて出荷された。

2月の天候の影響で例年より出荷は1週間ほど遅いというが、同JAこだま西瓜(すいか)部会(会員179人)の大久保修一部会長は「生育は少し遅れたものの、甘みがあってみずみずしいのが特徴」と話す。

シーズンは3月上旬〜7月中旬で、最盛期の6月には1日1万ケース出荷される。品種はスウィートキッズが約7割を占め、暖房を使わないハウス栽培が主流。市場買い取り価格は1ケース(5〜6個、重さ約8キロ)が3500〜5500円。スーパーなど店頭では1個2千円近くになるという。

この日は、生産者が形状などの出荷基準を確認し合う目ぞろえ会を開き、品質向上に向けて活発に意見を交換。同JAは「前年は計36万5千ケースを出荷したが、今年は38万ケースが目標」とした。 (大高茂樹)



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