448人 だるまさんが転んだ ギネス更新
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の境古河インターチェンジ(IC)開通記念プレイベントが22日、境町西泉田の同IC料金所周辺で開かれた。同町と古河市の小4〜中3の子どもたちが、鬼ごっこの一種「だるまさんが転んだ」の参加人数のギネス世界記録に挑戦。448人の参加が認定され、最多記録を更新した。
「だるまさんが転んだ」は、鬼が「だるまさんが転んだ」と唱えて振り向くまでの合間に、その他の参加者が鬼に見つからないよう一斉に忍び寄る遊び。同世界記録挑戦は、境青年会議所が発案。鬼役は同会議所理事長の石川栄さん(39)が務めた。
世界記録の認定証は同日、審判を務めたギネスワールドレコーズジャパン記録管理部の公式認定員、グリナズ・ウカソヴァさんから石川さんに手渡された。同日までの世界記録は2014年に東京都内で実施されたもので、参加人数は361人だった。
「普段からだるまさんが転んだをして遊んでいる。きょうはすごく楽しかった。記録達成はうれしい」と古河市立八俣小4年の服部杏音(あの)さん。石川さんは「地元の小中学生との触れ合いを持ち、世界記録への挑戦と達成感を共有したかった」と狙いを話した。
同イベントでは完成した高速道路でウオーキングが行われ、約7千人が参加。同日開かれた五霞町の五霞IC開通記念プレイベントのウオーキングには約4千人が参加し、路上からの風景などを楽しんだ。
圏央道の久喜白岡ジャンクション(埼玉県久喜市)-五霞IC-境古河ICの区間19・6キロは29日、供用が開始される。
(冨岡良一)