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厳かに渡御行列 西金砂神社「小祭礼」

中染仮殿に向かう小祭礼のみこし=常陸太田市中染町、菊地克仁撮影
中染仮殿に向かう小祭礼のみこし=常陸太田市中染町、菊地克仁撮影


常陸太田市上宮河内町の西金砂神社の「第199回小祭礼」が26日、開幕した。平安時代から1200年にわたって受け継がれてきた伝統的神事で、時代衣装に身を包んだ氏子らが厳かに渡御した。

渡御行列は3泊4日の日程で、同神社と同市馬場町を往復する。27日の中染町、28日の和田町での祭典や田楽舞が最大の見せ場。最終日の29日に同神社に帰社し、祭事を行い幕を閉じる。

初日は出社祭を行った後、午後1時にみこし行列が出社。水府地区の天下野町と中染町の境に架かる永久橋では恒例の「七度半」の儀式が行われ、大勢の地元住民や見物客が見守る中、独特の掛け合いが繰り広げられた。地元の60代の夫婦は「勇壮で華やか。歴史の重みを感じますね」と話した。  (朝倉洋)



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