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稲敷市とタイケン学園 施設貸し出しで協定

調印式で握手を交わす田口久克市長(左)と柴岡三千夫理事長=稲敷市役所
調印式で握手を交わす田口久克市長(左)と柴岡三千夫理事長=稲敷市役所


稲敷市は9日、市内公共施設を貸し出し、高校などの部活動に利用してもらうことを見据えた「包括的な連携に関する協定」を、学校法人タイケン学園(東京、柴岡三千夫理事長)との間で結んだ。同学園が運営する高校の寮などに活用する。

協定は、若者人口の流入による市の活性化と学園の教育向上が主な目的。

市は利用回数の減っている東保健センターを貸し出し、同学園は日本ウェルネス高校女子ゴルフ部(つくば市)の寮やトレーニング施設に改修する計画。改修は10月ごろから始まり、工事が終わり次第15人が入寮する。

市内の民間施設も活用する。日本ウェルネススポーツ大学(利根町)ゴルフ部がゴルフ場の従業員宿舎を寮として借り受ける。市内九つのゴルフ場で腕を磨くことで同市をトップ選手育成の拠点とする考え。

同日、同市役所で調印式が開かれ、田口久克市長は「協定は地方創生に結びつく有意義なもの」、柴岡理事長は「定住者増など市の繁栄に貢献したい」と話した。 


(鹿嶋栄寿)



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