漆工芸、書など展示 大子ふるさと博が開幕
奥久慈の文化や芸術を紹介する「大子ふるさと博覧会」が2日、大子町の観光施設や中心商店街など約30会場で開幕した。
同博覧会は町内の文化・芸術に取り組む約40団体が参加。漆工芸や絵画、写真、書などの作品展示のほか、おやきやそば打ち、手もみ茶などの体験イベントもあり、地場産業に触れることができる。
観光名所の旧上岡小では、油絵や七宝焼、書などが展示され、多くの観光客が訪れた。地元の書家、中島鸞山さんの実演もあり、中島さんは「リズム感と筆の傾きを見てほしい」と話し、一気に作品を仕上げた。
同博覧会は6日まで開催。3カ所以上の会場を回れば、参加団体の作品や観光施設利用券が当たるスタンプラリーも実施している。問い合わせは町観光協会(電)0295(72)0285。