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県境越え交通安全訴え 筑西署 真岡署と合同出陣式

春の全国交通安全運動を呼び掛けるため、筑西市内へ向け出発する茨城県警交通機動隊の白バイ=栃木県真岡市久下田
春の全国交通安全運動を呼び掛けるため、筑西市内へ向け出発する茨城県警交通機動隊の白バイ=栃木県真岡市久下田


春の全国交通安全運動(11〜20日)を前に、筑西警察署(飯塚幸雄署長)と栃木県警真岡警察署(石井嗣郎署長)の合同出陣式が8日、同県真岡市の道の駅にのみやで開かれ、白バイやパトカーが一斉に街に繰り出して市民に交通事故への注意を呼び掛けた。

合同出陣式は今年で5回目。出陣式で飯塚署長は「本県では死亡事故が多発し憂慮すべき事態。歴史、経済に交流のある両市が協力し、悲惨な事故をなくしていきたい」とあいさつ。

石井署長は「筑西署と連携し、相乗効果で1件でも事故が減ることを期待する」と述べた。

今年は茨城県警交通機動隊の白バイ4台が初参加。会場にはハーレーダビッドソン社製の白バイや栃木県警高速隊のパトカー「NSX」「フェアレディZ」が待機し、出陣式後に一斉に出発して、同運動をアピールした。

交通安全講話で筑西ふるさと大使の植木定男さん(60)が、クイズと軽妙な語り口で、事故を起こさないためのポイントを来場者に披露。

関係者112人が啓発物を配って、高齢者や子どもを事故から守るよう呼び掛けた。 (溝口正則)

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