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小玉スイカ「取れた」 筑西 都内児童が訪れ体験

生産者の女性たちの助けを借りながら小玉スイカを収穫する蔵前小の児童たち=筑西市桑山
生産者の女性たちの助けを借りながら小玉スイカを収穫する蔵前小の児童たち=筑西市桑山


筑西市が交流を深めてきた東京都台東区の児童たちが23日、同市を訪れ、里山での自然体験や農作物の収穫体験を楽しんだ。同市桑山では特産品の小玉スイカ収穫体験が行われ、児童たちが約2キロのスイカを抱えながら「取れた」「早く食べたい」と笑顔を見せた。

筑西市を訪れたのは区立蔵前小学校の児童と保護者82人。同市は都市農村交流事業として、9年前から同区で特産品のPRに力を入れており、今年は豊かな自然と農産物を体感してもらおうと、初めて児童たちを招いた。

収穫体験は、筑西・桜川こだまスイカ産地女性の会(栗山良枝会長)が協力。栗山さんの夫、利治さん(68)のビニールハウスで行われた。児童たちは、初めてハウス内に入り、直径約18センチあるスイカを収穫。重さ約2キロのスイカをうれしそうに両手で抱えた。

同小1年、今阪龍生(たつき)さん(6)は「花の下にスイカが実ると分かった」。同2年、加藤操佳(みさよ)さんの父、修二さんは「子どもたちを自然に触れさせたいと思い参加した。来てよかった」と話した。

菊池雅裕市経済部長は「秋には焼き芋や真岡鉄道のSL乗車を企画している。今後は小学校も招き、台東区との交流を深めたい」と話した。(溝口正則)

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