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金魚で楽しむ夏の涼 31種100匹、神栖で展示会

夏の涼を感じさせる「キラキラ☆金魚展」。写真は「更紗琉金」=神栖市大野原
夏の涼を感じさせる「キラキラ☆金魚展」。写真は「更紗琉金」=神栖市大野原


優雅に泳ぐ金魚たちが夏の涼を感じさせる企画展「キラキラ☆金魚展」が18日、神栖市大野原の市歴史民俗資料館で開幕した。伝統的な「丹頂」「江戸錦」「更紗琉金」から、4月の「日本観賞魚フェア」で発表されたばかりでまだ市場に流通していない「キラキラ」など、31種約100匹の金魚を楽しむことができる。入場無料。

市制施行10周年を記念する同展は、多くの著作を持つ金魚研究家の川田洋之助さんが監修。展示する金魚は、東京で江戸時代から創業する金魚販売の老舗「金魚の吉田」を中心に借りてきた。

展示では紅白の魚体をゆらめかせて泳ぐさまざまな金魚を、ずらりと並んだ水槽内に見ることができる。また、江戸時代から親しまれる金魚の歴史や系統図などを紹介するパネルも展示している。

同館の保立純子学芸員は「夏休みに多くのお子さんに見に来てほしい」と話す。会期は8月30日まで。月曜休館。問い合わせは同館(電)0299(90)1234。  (三次豪)



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