農水産物を配布産業ブース並ぶ 「かみすフェスタ」18日まで
神栖市溝口の市民体育館周辺で17日、同市の市制施行10周年記念事業「かみすフェスタ」が開幕した。会場には、旬の農水産物の無料配布や販売、コンビナート企業の自社製品紹介や化学実験など、多彩な地元産業のブースが並び、多くの人でにぎわった。同フェスタは18日まで。
JAしおさい波崎女性部が設置した、旬の秋ピーマンとミニトマトをおたまですくうコーナーは人気を集め、ピーマン入り蒸しパンやジャムも配った。はさき漁業協同組合のサンマ炭火焼き、生サンマ無料配布も長い行列ができた。市国際交流協会はタイ、スリランカなどの雑貨やカレーの販売を行った。
コンビナート企業のクラレがスライム作り体験、日本化薬がカプセル型薬の疑似製作体験ブースを出展。ネットワーカーかみすは手作りのエコたわしを販売した。
市立軽野小学校児童の市無形文化財伝統芸能「ささら舞」、市和太鼓連盟の演舞なども披露。保立一男市長は「神栖の産業を感じていただき、多くの方に楽しんでほしい」と呼び掛けた。(三次豪)