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「水戸まちなかフェス」過去最多8万2000人

オセロ名人の多面打ちに挑戦する子どもら=水戸市泉町
オセロ名人の多面打ちに挑戦する子どもら=水戸市泉町


水戸市の中心市街地で多彩な催しが繰り広げられる「水戸まちなかフェスティバル」(同実行委員会主催)が25日開かれ、過去最多の8万2千人(主催者発表)が来場した。来年11月に市内で開かれる「世界オセロ選手権大会」のプレイベントでは、オセロ名人が多面打ちを披露、親子連れが腕試しを楽しんだ。

同フェスは4回目で、今回はグルメやアート、スポーツなどを主題とした70を超える催しがそろった。JR水戸駅北口広場から大工町交差点までの国道50号沿い約2キロを会場に、大部分が歩行者天国として開放された。

オセロの多面打ちには有段者7人が参加し、オセロ盤21面が用意された。友人と挑戦した大洗町の会社員、関根瑠泉(るみ)さん(28)は「一つも角が取れなかった。(有段者は)本当に強かった」と敗戦を悔しがった。

巨大オセロ盤も登場し、市のマスコットキャラクター「みとちゃん」と、サッカーJ2水戸ホーリーホックのマスコットキャラクター「ホーリーくん」が対局。慎重な試合運びを見せる両者に、観客は歓声を送った。

この日は好天に恵まれ、車いすバスケットボールの公開試合や水戸市出身のアーティストによるライブステージが青空の下で行われた。 (小野寺晋平)



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