県警察学校60人が配属先の一線署へ
県警察学校(川上正夫校長)の初任科第295期長期課程卒業式が29日、茨城町上石崎の同校で開かれた。約10カ月間の訓練を終えた60人(このうち女性13人)が配属先の一線署へと巣立った。
川上校長は「正義感にあふれた精強で思いやりのある警察官を目指してほしい」と式辞。鈴木三男県警本部長は「常に使命感を持ち、県民の安心安全のため職務に当たってほしい」などと訓示した。
総代の小野智彦巡査(23)=古河署配属=は「警察官の使命の重さを自覚し、堂々と職務にまい進していく」と答辞を述べた。優秀な成績を収め本部長賞を受けた佐藤詩織巡査(19)=土浦署配属=は「被害者の思いをくみ取る優しさと、犯人を許さない強さを兼ね備えた警察官になりたい」と決意を語った。