キルト通し交流 日立、友好都市などの作品展示
日立市と国内外の友好都市がキルト文化を通して交流を深める「第12回フレンドシップ・キルト展」(同実行委員会主催)が28日まで、同市幸町の日立シビックセンターで開かれている。国内外三つの友好都市から寄せられた26点を含め約100点を展示、多くの市民などが足を運んでいる。
同展は2002年の同市産業祭で、姉妹都市の米国・バーミングハム市民の作ったキルトを紹介したことをきっかけにスタート。今回は親善都市提携50周年を迎えた群馬県桐生市から例年の3倍となる15作品が寄せられた。
また、バーミングハム市のキルト展で行われている「なぞときクイズラリー」を初めて実施。会場にあるキルト作品の一部を写した作品を探すと、キルトの端切れやポストカードがもらえる。
同実行委の横田寿子委員長は「お国柄や個性豊かな作品が並んでいる。キルトを通して国際交流への理解が深まれば」と来場を呼び掛けている。 (飯田勉)