スタントマン、事故再現 取手 藤代高で自転車教室
取手警察署(藤崎克久署長)と県警交通総務課は21日、取手市毛有の県立藤代高(根本正校長、全校生徒723人)で、スタントマンが交通事故を再現する教育法を使った自転車交通安全教室を行った。
この日は都内のスタント会社「スーパードライバーズ」のスタントマンらが交差点での衝突事故や、内輪差による大型車両の巻き込み事故などを再現。生徒らは、目の前で繰り広げられた迫力ある衝突の様子を食い入るように見詰めていた。
同校3年の植月俊博さん(17)は「以前に自動車と接触したことがあり、自転車の使い方は徹底していたが、実際に見ると迫力が違う。自転車で登下校しているので気を付けたい」と話した。
取手署の山田洋史交通課長は「自転車のマナーは、まだ周知されていない部分がある。講習が交通ルールを考えるきっかけになれば」と期待した。