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【18歳選挙権】 筑西市、明野高生ら投票事務

筑西市選管担当者から指導を受け、投票用紙の受け渡しリハーサルに取り組む広瀬拓真さん(左手前)とファラマンド・アンナさん(中央)=同市役所明野支所
筑西市選管担当者から指導を受け、投票用紙の受け渡しリハーサルに取り組む広瀬拓真さん(左手前)とファラマンド・アンナさん(中央)=同市役所明野支所


筑西市選管(大木安史委員長)は24日から7月9日まで、期日前投票所で選挙事務に携わる非常勤職員として、高校生と大学生の計9人を採用する。これを前に、同市役所明野支所で23日、リハーサルが行われ、県立明野高3年生2人が市選管担当者から、投票までの流れや投票用紙の受け渡し方の指導を受けた。

非常勤職員として採用されるのは同校2、3年生7人と、県立下館一高の2年生1人、大学生1人。市選管が公募した。同支所や市役所本庁舎の期日前投票所で、1日当たり1、2人が主に投票用紙の交付や混雑時の案内係を務める。

同市の有権者のうち、新たに投票権を得る18、19歳は2211人(1日現在)。高校生などが選挙事務を経験することで選挙への関心を高めてもらうのが狙いだ。

リハーサルに参加した広瀬拓真さん(17)とファラマンド・アンナさん(18)は投票用紙交付練習に取り組み、「必ず候補者を1人だけ書いて」「比例代表は候補者か政党名のどちらかを書くようにして」と言いながら、市選管担当者に投票用紙を手渡した。

29日に18歳になる広瀬さんは「選挙を知りたいと思った。事務をしながら仕組みを学び、期日前投票したい」と語り、ファラマンドさんは「少子高齢化問題を取り上げている候補者に投票したい」と話した。明野高の深谷浩一校長は「生徒は公約や候補者をよく知らない。選挙事務を通して選挙をより身近に感じてほしい」と期待感を示した。

高校生の選挙事務従事は、日立市が2013年の知事選で初めて実施。同市選管によると、今回は市内の高校から96人が有償ボランティアとして、市内8カ所の期日前投票所で選挙事務に関わる。常陸太田市選管も職場体験として、市内高校の生徒数人の選挙事務従事を検討している。



   (溝口正則)



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