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風船でゴムの性質学ぶ 児童、科学の面白さ体感 神栖

風船を使った実験でゴムの性質を解説する久保利加子さん(左)=神栖市溝口
風船を使った実験でゴムの性質を解説する久保利加子さん(左)=神栖市溝口


親子で科学の面白さを体感してもらおうと、神栖市溝口の市中央公民館で26日、外部講師による小学生対象の講座「こどもサイエンス」が開かれた。

講座は、県教委が実施する「おもしろ理科先生」派遣事業の一環。今回は「びよよ〜ん!ゴムの実験」と題し、県内各地で科学の出前教室を開いている「おもしろ!ふしぎ?実験隊(つくば市)」の久保利加子さんが講師を務めた。

参加した市内の小学生とその家族約30人は、ゴム風船やスーパーボールを使った実験でゴムの性質について楽しく学んだ。

ゴム風船を使った実験では、セロハンテープを貼った場所を串で刺したり、水が入った風船を火であぶったりしても割れないことを確認。また、伸ばしたり縮めたりしながら鼻の下に風船を押し付け、ゴムの分子が熱エネルギーとなって伝わるのを体感した。輪ゴムや紙コップ、コースターなどを使ってミニカーの工作もした。

市立軽野小5年の宮沢光君(10)は「ゴムのさまざまな性質を学べた。夏休みの実験に活用したい」と話した。

久保さんは「身近なゴムを使って、子どもたちが楽しく理科を学べたら。家でも、ゴムの実験をしてくれたらうれしい」と語った。 (関口沙弥加)



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