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威勢よく「川渡御」 筑西・下館祇園まつり

大勢の観衆が見守る中、勇壮に行われた下館祇園まつりの川渡御=7月31日午前7時42分、筑西市の勤行川大橋下流
大勢の観衆が見守る中、勇壮に行われた下館祇園まつりの川渡御=7月31日午前7時42分、筑西市の勤行川大橋下流


筑西市の下館祇園まつりのクライマックス「川渡御」が31日早朝、同市の勤行川大橋下流で行われた。威勢のよい掛け声とともに担ぎ手たちが大みこしを川の中でもみ、勇壮な姿を大勢の見物客に披露した。

川渡御は、町内渡御で集めた厄を川に流し、みこしと氏子を清めて五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を願う神事。同日は羽黒神社を出発したみこしが午前7時ごろに到着。橋から川に下ろされると、担ぎ手たちがみこしに水を掛けたり筑波山を背景に川の中を行き来して、祭り最終日を締めくくった。

群馬県から来た根岸唯梨(いり)さん(8)は「深い川にみこしが入ってすごい」と感想。以前にみこしを担いだことがあるという同市下中山、石井重行さん(29)は「見ているとまた担ぎたくなる。なくてはならない伝統の祭りをずっと続けてほしい」と話した。



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