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県内、初雪 史上3番目の早さ 水戸、11月は31年ぶり

雪が降る中、通勤通学する人たち=24日午前8時50分ごろ、水戸市宮町、菊地克仁撮影
雪が降る中、通勤通学する人たち=24日午前8時50分ごろ、水戸市宮町、菊地克仁撮影


日本列島は24日、上空に真冬並みの寒気が入った影響で東日本から北日本にかけて厳しい寒さに見舞われた。各地で雪になり、県内のほか、東京の都心部でも初雪が観測され、積雪を確認。気象庁によると、11月に初雪が降るのは、水戸が31年ぶり、都心が54年ぶり。雪による転倒などでけが人が出たほか、鉄道各線が遅れ交通網にも影響した。

水戸地方気象台によると、水戸の初雪は、平年(12月31日)より37日、昨年(12月26日)より32日早い。11月の初雪は1985年以来31年ぶりで、記録の残る1898年以降では3番目に早い。鹿行地域を除く県内ほぼ全域に24日早朝、大雪注意報が発令された。積雪は、つくばと下妻が4センチ、大子2センチ、水戸と土浦1センチをそれぞれ観測した。

関東地方の上空1500メートル付近に真冬並みのマイナス3度以下の寒気が南下し、前線を伴う低気圧の湿った空気を冷やし、県内全域で24日朝から午後まで、雪や雨が降り続いた。

県によると、雪の影響により3人が転倒などで軽症を負い、救急搬送された。鉄道や空の便が一部遅れたほか、一部の学校で臨時休校や短縮授業の措置を取った。

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