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日本一へ活躍誓う 「日立化成卓球部」後援会の集い

2016年度の戦績を報告する内山敏彦監督と選手たち=日立市幸町
2016年度の戦績を報告する内山敏彦監督と選手たち=日立市幸町


日本実業団卓球リーグ1部の「日立化成卓球部」後援会の集いが26日夜、日立市幸町のホテルで開かれ、内山敏彦監督はじめ、選手らは「悔しい思いを糧に優勝を目指す」などと日本一に向けて活躍を誓った。後期日本卓球リーグに入ってゴールド制度(レンタル制度)で一緒に戦った石川佳純選手(全農)も出席し、リオ五輪団体銅メダル獲得を祝った。


集いには市や県体協、卓球関係者ら約140人が出席。同部は本年度、全日本選手権(団体戦)で準優勝、日本卓球リーグ後期大会で3位の成績を収め、個人戦でも森薗美咲選手がビッグトーナメント佐賀大会で初優勝を飾った。本年度の目標だった日本リーグ年間チャンピオンは逃した。

日立化成山崎事業所長で同部後援会の加藤英夫会長は「高い目標に向かって挑戦してほしい。皆さんの活躍は多くの人に元気、活力、感動を与える」と激励。小川春樹市長は「素晴らしいチームワークで素晴らしい戦績を残せている。皆さんの活躍を誇りに思う」とエールを送った。

内山監督は「選手の入れ替えがあって本年度は選手育成の年と自分に言い聞かせてやってきた。後期は石川選手が入って若手の選手も活躍した」と振り返り、「成果が出てきた。2017年度は思いっきりやれるイメージができている」と手応えを披露した。市川梓主将は「悔しい思いをした。今年は挑戦者として団体、個人ともタイトルを取りたい」、森薗選手は「個人でももう一つ上に行きたい」と決意を述べた。

石川選手は全農に所属し、レンタル制度で日立化成のメンバーとして試合に出場している。リオ五輪前に日立市で合宿を行ったという。石川選手は「新しい体育館で練習させてもらった。大変お世話になって良い練習ができた」と感謝。「2大会連続で銅メダルが取れてホッとしている。全日本選手権では残念な結果だったが、勉強になったし成長するための宿題をもらった」と述べ、17年度は「日立化成の一員として力になれるように頑張りたい。最高の結果を出したい」と抱負を語った。 (飯田勉)



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