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プロ、社会人で活躍誓う 明秀日立高野球部2選手 高萩市長を表敬

糸野雄星選手(右)と細川成也選手(左)に高萩産の米とイチゴが贈られた=高萩市春日町
糸野雄星選手(右)と細川成也選手(左)に高萩産の米とイチゴが贈られた=高萩市春日町


明秀日立高(日立市神峰町)の卒業を前に、プロ野球の横浜DeNAベイスターズのドラフト5位新人の細川成也選手と、社会人野球・JR東日本の糸野雄星選手らが2月28日、高萩市役所を訪れ、小田木真代市長に高校生活やキャンプの様子などを話した。2選手は「これからも応援をお願いしたい」と市民にメッセージを送った。

同市には同校野球部の男子寮や練習グラウンドがあり、細川、糸野両選手は高校生活3年間の感謝の気持ちを伝え、小田木市長にサインボールと色紙を手渡した。小田木市長が「家宝にしたい」と述べると、2人は「家宝になるように頑張りたい」と応えた。市からは高萩産の米とイチゴが贈られ、「おいしい高萩の米もPRしてください」と注文を受けた。

高校生活を振り返って、細川選手は「3年間の寮生活でいい仲間ができた。自分たちは甲子園に行けなかったが後輩には行ってもらいたい」とエール。「これからが勝負で、しっかり練習して1軍に早く上がって活躍できるように頑張りたい」と抱負を述べた。

糸野選手は「充実した3年間だった」と述べ、「社会人野球は頭を使った練習が多い。地域に支えられている社会人野球なので感謝の気持ちを持って取り組みたい。社会人野球トップの選手になるため、もう一度、体力面など見直して頑張っていきたい」と話した。

小田木市長は「キャンプに行っていたこともあり一回りたくましくなって卒業を迎えることをうれしく思う。それぞれの持ち味を生かして、それぞれの世界で力を付け、一歩一歩成長して活躍に結び付くことを願っている。都市対抗野球や横浜球場に応援に行きたい」とエールを送った。


(飯田勉)



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