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巨匠に若手、秀作一堂 水戸、日本の書展茨城展開幕

日本の書展が開幕し記念写真に納まる出席者ら=水戸市千波町の県民文化センター
日本の書展が開幕し記念写真に納まる出席者ら=水戸市千波町の県民文化センター


日本書壇の巨匠から本県期待の若手まで秀作を一堂に集めた「第44回日本の書展茨城展」(茨城書道美術振興会、茨城新聞社主催)が15日、水戸市千波町の県民文化センターで開幕、初日から大勢の人が訪れた。書家3人による席上揮毫(きごう)も行われた。期間は20日まで。

1973年から続く県内最大規模の書道展で、全国巡回の「現代書壇巨匠」や「茨城書壇招待作家展」など5部門に総勢364人が出品した。

開幕式で、茨城書道美術振興会長の小田部卓茨城新聞社長が「若手が順調に育っている」とあいさつ。吉澤鐵之(てつし)理事長も「書道、美術界のために一致団結していきたい」と述べた。引き続き、主催者と来賓代表によるテープカットが行われた。

開幕に先立ち、奨励賞受賞者と、第17回茨城新聞社学生書道紙上展の上位入賞者の表彰式が行われた。

期間中は、出品作家によるギャラリートークが初めて行われる。また、来場者が和紙に「夢」など思い思いの文字を書にしたためて、好文亭のふすま絵の修復作業に参加できるコーナーが設けられる。(大貫璃未、写真は嘉成隆行)



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