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筑波大医学生が講義 筑西・下館西中

熱中症について解説する筑波大4年の三石一成さん=筑西市飯島
熱中症について解説する筑波大4年の三石一成さん=筑西市飯島


筑波大の医学生による健康教室が19日、筑西市飯島の市立下館西中(大木一雄校長)で開かれ、運動部に所属する生徒約120人が熱中症の予防法や、けがを防ぐためのストレッチについて理解を深めた。

健康教室は、救急救命措置法の地域啓発に取り組む同大のサークル「CoMed(コメド)つくば」が主催。医学類と看護学類の学生10人が講師として参加。医学医療系救急・集中治療部講師の下條信威(のぶたけ)医師(48)が同席した。

熱中症の対処法については医学類4年、三石一成さん(22)らが解説。三石さんは「熱中症が命に関わることを強調したい。病院に行く、助けを呼ぶのをためらわないで」と呼び掛けた。バスケットボール部の2年、コンデ・ヒデキさん(13)は「友達が倒れた時の対処法がよく分かった。私も他人を救えるような仕事に就きたい」と話した。

同サークル代表で医学類3年、酒井晶子さん(22)は、秋に再び同校で救急救命措置の健康教室を開くことに触れ、「機会があれば、他の中学校でも活動したい」と、今後の取り組みに意欲を示した。(冨岡良一)

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