知事選 期日前投票始まる
27日投開票の知事選の期日前投票が11日、県内全44市町村の期日前投票所で始まった。3連休初日の同日、水戸市三の丸の市三の丸臨時庁舎の期日前投票所にも朝から有権者が訪れ、1票を投じていた。県選管によると、期日前投票所は26日までの16日間、計135カ所に設置される。一部の投票所は設置期間、投票時間が異なる。
期日前投票は投票率アップを狙いに、2003年の公職選挙法改正で導入された。13年の前回知事選では18万2364人(投票率7・52%)が投票した。
期日前投票所の数は昨年7月の参院選と比べて4カ所増えた。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて最初の選挙となった同参院選では、県内各大学内に初めて投票所が設けられ、今回も4大学の計5カ所に設けられる。
同臨時庁舎の投票所で投票した会社員の女性(25)は「住みよい茨城になってほしい」。会社役員の男性(60)は「茨城の観光振興、経済発展を願って投票した」と話した。
(朝倉洋)