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「18歳の私」に選挙啓発 中3当時手紙作成

自分宛ての選挙メッセージはがきを手にする久保田真央さんと斎藤留菜さん(左から)=水戸市三の丸
自分宛ての選挙メッセージはがきを手にする久保田真央さんと斎藤留菜さん(左から)=水戸市三の丸


知事選が27日投開票で行われるのを前に、3年前の中学3年生が自分に宛てて書いた選挙メッセージはがきの発送式が14日、水戸市三の丸の水戸中央郵便局で開かれた。知事選で新たに有権者の仲間入りをする18歳、1万2857人分のメッセージを本人宛てに発送した。

メッセージは県内の中学3年生が選挙権を得る将来の自分に宛てて書き、数年後に本人の手元に戻される仕組み。若い世代に選挙に関心を持ってもらおうと、県選挙管理委員会が2003年度から続けている。

発送式には、当時、メッセージを書いた水戸二高3年、久保田真央さん(18)と茨城高専3年、斎藤留菜さん(18)の2人が出席。県選管が保管していたはがきを受け取り、それぞれ自分に宛てたメッセージを読み上げた。

久保田さんは「有権者としての自覚を胸に投票に臨み、社会に出る一歩にしたい」、斎藤さんは「選挙権を持つ一人として改めて責任を感じる。大切な1票をしっかり投じたい」と感想を述べた。

県選管の大津晴也委員長は「選挙の重要性を再認識して投票に参加してくれると期待している」と呼び掛けた。 (朝倉洋)



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