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筑波大学教育プログラム 観察器作り、光の性質学ぶ

簡易分光器を作って光の性質を観察する参加者=茨城大宇宙科学教育研究センター
簡易分光器を作って光の性質を観察する参加者=茨城大宇宙科学教育研究センター
360度回転する望遠鏡の歯車などを見て回る参加者=茨城大宇宙科学教育研究センター
360度回転する望遠鏡の歯車などを見て回る参加者=茨城大宇宙科学教育研究センター


筑波大学(つくば市)が主催する小中学生向け科学教育プログラム「つくばSKIPアカデミー」のサイエンスキャンプが17日、高萩市石滝の茨城大学宇宙科学教育研究センターで開かれた。参加者は電波望遠鏡の施設見学や虹色の光の観察などを行った。

プログラムは1泊2日の合宿で、小中学生を対象に未来の科学者を育てる取り組み。18日は北茨城市内で化石や石炭の地層を見学した。

同アカデミーは国立研究開発法人・科学技術振興機構の「ジュニアドクター育成塾」に採択された筑波大の本年度の新企画事業。つくば市内の研究機関や茨城大と連携したプログラム。理数・情報に興味・関心を持つ小学5・6年生と中学生を全国から公募し、講義や筆記試験を行って31人が選ばれた。

この日は小中学生27人が参加。施設の概要を聞いた後、直径約32メートルの電波望遠鏡のパラボラアンテナに登った。アンテナを回転させる歯車や観測した電波を電気信号に変換する部屋などを見学し、360度回転する望遠鏡が星や銀河からの電波を受信する仕組みについて学んだ。実習では望遠鏡などに使われる分光器の原理を知るための観察器具を制作し、光の性質を調べた。

筑波大付属小5年の河野敬長君(10)は「星が好きなので小さいパラボラアンテナを作って家でも観測してみたい」、守谷市立大井沢小6年の金浜成吾君(12)は「将来は宇宙飛行士になりたい」と感想を話した。

同アカデミーのシニアメンターの藤田麻里さんは「宇宙への関心を深めてもらって、より科学に興味を持ってもらえれば」と話した。同アカデミーは冬休みにもサイエンスキャンプを予定している。 (飯田勉)

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