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東電 新設5基に電線設置 茨城線の鉄塔建て替え

延線車(手前)を使い、地上から鉄塔上へ電線を送り出した=常陸大宮市内
延線車(手前)を使い、地上から鉄塔上へ電線を送り出した=常陸大宮市内


東京電力による古い送電線を更新するための鉄塔建て替え工事が、常陸大宮市内の国有林などで本格化している。9月末には、新設された鉄塔5基を結ぶ約1・5キロ間に送電線を張る作業が行われた。小型無人機「ドローン」などを使い、高所作業員が高さ50メートルの鉄塔上で、細いものから順にロープやワイヤを延ばしていき、最後にそれらに沿って電線を張った。

建て替えを行っているのは、東京電力パワーグリッド茨城総支社(水戸市)。延線作業は9月25〜29日の5日間行われた。

作業員はドローンも活用して、鉄塔間を直径4ミリのナイロンロープから、10ミリ、12ミリと徐々に太いロープを渡していき、強度のあるワイヤロープを張った。

その後、延線車と呼ばれる大型機械に巻き付けられた直径28・5ミリの電線をワイヤロープに接続し、反対側から架線ウインチで引っ張りながら、電線を張っていった。緩みや位置の調整なども行い、2時間ほどで電線1本を張った。

建て替えが行われているのは、本県と栃木県内を結ぶ「茨城線」の一部で、1945年の建設から70年以上が経過している。今回更新するのは鉄塔計8基で、来年春ごろまでに工事を終え、古い送電線から切り替える計画。(小室雅一)



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