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秋篠宮さま、茨城県の農業視察 農家や試験施設

秋篠宮さまが久家源一さん(右)のグラジオラスのほ場を視察=19日午後、かすみがうら市上稲吉、菊地克仁撮影
秋篠宮さまが久家源一さん(右)のグラジオラスのほ場を視察=19日午後、かすみがうら市上稲吉、菊地克仁撮影


秋篠宮さまは19日、本県を訪れ、大日本農会の総裁として、笠間、茨城、土浦各市町の農家や農業施設を視察された。農業者や施設の担当者から説明を受けながら、ほ場などを熱心に見て回られた。

同会は、全国の学識経験者や農業関係団体などを会員とし、業績を挙げた農業者の表彰事業などを行う。秋篠宮さまは2014年に総裁に就任し、総裁としては初めて県内の農業現場を訪問された。

県農業総合センター(笠間市安居)では、大井川和彦知事や職員が施設内を案内した。県オリジナル品種のナシ「恵水」の試験ほ場で、特徴や開発経緯などの説明を受け、育種について専門的に質問された。

グラジオラス栽培を手掛ける受章農家の久家源一さん(76)方(土浦市今泉)では、ほ場を回りながら「花の色は何色ですか」「どのぐらいで収穫するのですか」などと尋ねられた。久家さんは「一生の思い出。これからも頑張って生産したい」と話した。

秋篠宮さまはこのほか、下飯沼栗生産販売組合(茨城町小幡)と、永田良夫さんのダイコン加工工場(笠間市福島)を視察された。

(磯前有花)



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