工場など3棟全焼 坂東
4日午前6時54分ごろ、坂東市莚打の廃プラスチックリサイクル会社「大作商事」(本社・東京都足立区綾瀬、小林晋作さん経営)の工場から出火、工場と倉庫、事務所の計3棟を全焼し、中にあったプラスチック製品を焼いた。けが人はいなかった。境署で出火原因や焼失面積などを調べている。
同署によると、工場の従業員男性から「プラスチックが燃えている。建物に燃え移りそうだ」と110番があった。黒煙が立ち上りながら約10時間燃え続け、周辺は一時騒然となった。
西南地方広域市町村圏事務組合消防本部によると、工場は2階建て約千平方メートル、倉庫は約200平方メートル。
同署によると、工場では当時、ドラム缶に書類を入れて燃やしていた。
近くに住む女性(89)は「散歩の帰りに見たら火と煙が高く出ていた。この辺りはあまり火事がないと思っていたので怖い」と話した。近くの石材加工工場の従業員男性(70)は「火の勢いがすごかった。ぼんぼん燃えていた」と語った。











