人権や女性の地位向上を目指し社会奉仕活動を行う女性団体「国際ソロプチミスト水戸」(大津洋子会長)は11日、水戸市にヨウコウザクラの苗木5本を寄贈した。同日、同市千波町の逆川緑地で記念式典が開かれ、高橋靖市長に目録を手渡した。

同団体は1976年以降、偕楽園公園や千波公園、逆川緑地などへヨウコウザクラやウメ、ハナミズキなどの苗木寄贈を続け、公園環境の整備に貢献している。逆川緑地には2007年からサクラの寄贈を行い、植樹本数は今年で計40本を超えた。

式典で大津会長は「この場所がより一層、市民の憩いの場になるよう願っている」と寄贈の目的を説明。高橋市長は「逆川緑地は子どもたちや環境団体による学習の場にもなっている。皆さんの支えで、公園としての付加価値が高まっている」と感謝の意を述べた。