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中高一貫 連携を再確認 常陸大宮研究集会 授業、部活で生徒交流

中学と高校の教師が向き合い、本年度の中高一貫教育の取り組みを協議した=常陸大宮市上小瀬
中学と高校の教師が向き合い、本年度の中高一貫教育の取り組みを協議した=常陸大宮市上小瀬


連携型中高一貫教育を推進する常陸大宮市の県立小瀬高(常井安文校長)と市立明峰中(小池浩一校長)、市立御前山中(古田土幸男校長)は8日、同市上小瀬の緒川総合センターで、教育研究集会を開いた。


出席した教師は、柴原宏一県教育長の講演を通して、教師同士による中高連携の重要性を再確認。授業や部活動での生徒交流など、本年度の実施計画を協議した。

柴原県教育長は、中学校と高校の文化の違いを強調。新学習指導要領に触れながら「高校は中学を見て、何をしているのか、どんな教育を受けているのかを知ってほしい」と話した。教師像に関しては、自身の体験を踏まえ「子どもは教師の姿を見ている。裏切ってはいけない。楽しい雰囲気の学校づくりを願う」と求めた。

全体会に入り、常井校長は「ここでの取り組みが中高のモデルになる。さらに連携が深まるように期待する」とあいさつ。本年度の一貫教育の重点項目として(1)中高生一人一人の進路を見据え、適切な指導(2)教職員交流として、得意分野でのスポット的授業を積極的に実施、効果的な授業交流(3)基礎的な内容の定着を図るため、学習形態を工夫-などを挙げた。

出席者は地域連携や学習・教育課程、生徒交流などの委員会に分かれ、本年度のテーマや活動内容を協議。教師の相互授業参観、福祉体験学習や部活動を通した生徒の交流などを確認した。

続いて開かれた教科別や部活動別の分科会では、情報交換した。小瀬高の綿引英樹教頭は「教職員も中学と高校の壁を外して交流。生徒も教師も同じ方向で進みたい」と話した。

(蛭田稔)



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