水戸・超軽量機墜落 運輸安全委が調査
水戸市元石川町の宅地造成中の土地に超軽量飛行機(ウルトラライトプレーン)が墜落し、操縦の同市元吉田町、会社員、山口雅之さん(73)が死亡した事故で、国土交通省運輸安全委員会は15日、機体の回収先であり、山口さんが離陸した「水戸フライングクラブ」が使用する場外離着陸場(同市森戸町)に航空事故調査官2人を派遣し、墜落の原因などを明らかにするため県警と合同で調査を行った。
山口さんは14日午前に飛び立ち、同日午前10時すぎ、同離着陸場から約1キロ西の宅地造成中の土地に墜落したとみられる。墜落現場近くの電線が2本切れており、機体の一部が電線に引っ掛かり、墜落した可能性もある。
調査官2人は15日午前11時15分ごろから約1時間、格納庫に収められた事故機の状態を確認。その後、墜落現場で、電線に機体が掛かった痕跡があるかなどを調べた。
船木慎吾調査官は、翼やプロペラの一部など、さまざまな箇所が破損しているとし「墜落、不時着の影響の可能性がいくつかある」と説明。墜落原因については、現時点で「確固たるものがない」とした。
今後は機体をより細かく調べるとともに、当日の気象状況や飛行ルートなどの確認を進めるという。
山口さんは14日午前に飛び立ち、同日午前10時すぎ、同離着陸場から約1キロ西の宅地造成中の土地に墜落したとみられる。墜落現場近くの電線が2本切れており、機体の一部が電線に引っ掛かり、墜落した可能性もある。
調査官2人は15日午前11時15分ごろから約1時間、格納庫に収められた事故機の状態を確認。その後、墜落現場で、電線に機体が掛かった痕跡があるかなどを調べた。
船木慎吾調査官は、翼やプロペラの一部など、さまざまな箇所が破損しているとし「墜落、不時着の影響の可能性がいくつかある」と説明。墜落原因については、現時点で「確固たるものがない」とした。
今後は機体をより細かく調べるとともに、当日の気象状況や飛行ルートなどの確認を進めるという。