さあ夏休み 小中学校終業式 通知表に笑顔も



県内の多くの小中学校などで20日、夏休み前最後の授業日となった。3学期制の学校では終業式が行われ、通知表を受け取った子どもたちは待ちわびた夏休みに入った。

矢田部小と土合小が統合して今春誕生した神栖市立やたべ土合小(椎名靖彦校長、児童304人)では、午前中の授業後に全校児童が終業式に臨んだ。

児童代表で2人が作文を発表。2年の大林優愛(ゆな)さん(7)は「1学期に楽しかったことは数え切れない」と振り返り、4年の古川惟(ゆい)さん(9)は「学級委員やプールを頑張った。2学期は計算を早くできるよう頑張りたい」と抱負を述べた。椎名校長は「命を大事に事故やけがのない楽しい夏休みにしてほしい」と児童に呼び掛けた。

教室では担任から一人一人に通知表が手渡された。初めて通知表を受け取った1年生は「丸がいっぱいもらえてうれしい」「2学期も頑張りたい。夏休みが楽しみ」と笑顔を見せた。

県教委によると、20日が最後の授業日だったのは、国公私立の小中高校や特別支援学校など計844校。28日までに全ての学校が夏休みに入る。休み明けの始業日は多くの学校で9月3日を予定している。



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース