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農学の教育研究拠点に 阿見の茨城大、付属センター開所

農学部付属国際フィールド農学センターの開所式であいさつする茨城大の三村信男学長(中央)=阿見町阿見
農学部付属国際フィールド農学センターの開所式であいさつする茨城大の三村信男学長(中央)=阿見町阿見


茨城大は7月26日、今年4月にスタートした阿見町阿見の同大農学部付属国際フィールド農学センターの発足を記念した開所式を開いた。関係者が多数参加し、新たな教育研究の拠点誕生を祝った。

同センターは、田畑や果樹園、牛舎、食品加工室などを備える付属フィールドサイエンス教育研究センターを改称し、組織、内容を刷新。農学部の付属農場として、学生の実習や教員の実験の場となっている。今後は、学生や教員だけでなく、地域の農家や企業などにも活用してもらう予定。 開所式後は、海外の研究者も参加したシンポジウムなどが開催された。同大の三村信男学長は「この新しい開設が、農学の教育研究の新展開のスタートになり、地域との結び付きを強め、発展していくことを祈っている」と語った。



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