医療現場 理解深める 古河赤十字病院 中学生が職場体験
医療の現場や働く意義を学ぼうと、古河市内の中学生が7日、同市下山町の古河赤十字病院(篠田宗次院長)で職場体験学習に参加し、患者のケアの体験や施設見学を通じて仕事への関心を高めた。
参加したのは古河二中、古河三中、三和中、三和北中と古河中等教育学校の生徒計9人。医師や理学療法士、薬剤師などから話を聞いたほか、車いすやストレッチャー体験を行った。
看護部では3班に分かれた生徒たちが点滴やケアの様子を見学。入浴できない患者に行っている手洗いを実際に体験し、「気持ち良かった」と患者から声を掛けられると、生徒たちは照れ笑いを浮かべた。
特別に公開された手術室では、看護師が設備を紹介しながら清潔感を保っていることや、患者の要望にできるだけ応えるようにしていることなどを説明。生徒はメスやペアンなどの医療器具に触れて、手術のイメージを膨らませていた。
医療の仕事に興味があるという古河二中2年、鹿島来璃(くるり)さん(13)は「看護師は思ったより仕事量が多く、患者のプライバシーに気を使っているのが分かった」と感想を話した。古河三中1年、今井李夏(ももか)さん(13)は「職場体験をたくさんして、将来への関心を高めたい」と話した。(溝口正則)
参加したのは古河二中、古河三中、三和中、三和北中と古河中等教育学校の生徒計9人。医師や理学療法士、薬剤師などから話を聞いたほか、車いすやストレッチャー体験を行った。
看護部では3班に分かれた生徒たちが点滴やケアの様子を見学。入浴できない患者に行っている手洗いを実際に体験し、「気持ち良かった」と患者から声を掛けられると、生徒たちは照れ笑いを浮かべた。
特別に公開された手術室では、看護師が設備を紹介しながら清潔感を保っていることや、患者の要望にできるだけ応えるようにしていることなどを説明。生徒はメスやペアンなどの医療器具に触れて、手術のイメージを膨らませていた。
医療の仕事に興味があるという古河二中2年、鹿島来璃(くるり)さん(13)は「看護師は思ったより仕事量が多く、患者のプライバシーに気を使っているのが分かった」と感想を話した。古河三中1年、今井李夏(ももか)さん(13)は「職場体験をたくさんして、将来への関心を高めたい」と話した。(溝口正則)