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泥にまみれバレー 筑西、熱戦に声援と拍手

泥まみれの熱戦が繰り広げられた「泥んこバレーボール大会」=筑西市倉持
泥まみれの熱戦が繰り広げられた「泥んこバレーボール大会」=筑西市倉持


県内外の社会人や大学生、子どもたちが参加する「泥んこバレーボール大会」が25日、筑西市倉持で開かれ、12チーム約70人が参加。東の筑波山を背に、陸田に水を張った特設コートで競技を楽しんだ。ボールを拾おうと泥の中にダイブする選手の闘志に満ちたプレーが披露されるたびに、観戦者から大きな声援と拍手が湧いた。

同日、100万本の八重ヒマワリを楽しめるイベント「あけのひまわりフェスティバル」が隣接地で開幕。大会は、市民団体「筑西デザインプロジェクト」(山口浩司代表)が同フェスを盛り上げようと企画し、4回目。今回は5月の東京都町田市、9月8日の福井県南越前町のそれぞれの大会と「花畑の中でのプレー」というコンセプトで連携し、参加者も倍増した。

長野県軽井沢町から参加した社会福祉法人勤務の宮山光海さん(24)は「足の指の間に泥が入り込む普段できない体験ができて、本当に気持ちいい。どんなにつらいことがあっても泥の感触で全部忘れられる。来られて良かった」と笑顔で話した。大会事務局の藤川遼介さん(30)は「筑西発祥の大会が全国に広がってきている。来年も開くことができれば」と意欲を示した。(冨岡良一)

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